牡丹火第二章

2020/09/26, 27

萬福寺にて

牡丹火という舞台に立たせていただきました。

 

昨年がはじめての試みで

ほぼ同じメンバーで、同じ萬福寺で、同じように二日間

牡丹火第一章を開催いたしましたのが一年前のこと。

 

昨年はお盆に開催で真夏の夜に涼を感じていただく趣向でしたが

今年はコロナ禍の中、お盆開催が叶わず9月末に変更となりました。

客席数も半分ほどに減らしました。

主催のKaoriさんは、コロナ対策のことやお寺との交渉

他にもたくさんのことで

牡丹火開催を実現させるために

昨年よりも大変な思いをされたことと存じます。

 

これはもう、舞台芸術が好きじゃないと、こころから好きじゃないと出来ないことだなと思いました。

 

牡丹火の炎はKaoriさんの情熱なのだと。

 

今年私はアマビエに扮し、ポールダンスをさせていただきました。

Kaoriさんは、なんと自前でポールを購入し(気軽に買える値段ではない)

ポールの天辺に傘をつけたい!とひらめかれまして

何度も試行錯誤を重ね

何度も傘を買い直し

布をとっかえひっかえ

ちくちくと天蓋を縫い

ポールが回るように細工を発明し

とってもすてきな天蓋付きポールをつくってくださったのでした。

 

天蓋のテストのためにお住まいの河内長野から、わざわざ京都のリラックスハウスまで足を運んでくださったり

泡を表現するために照明機材を購入するなど

かかった時間も移動距離もお金も半端なく

ほんとうに、ふつうの根性じゃできない所業でございました。

 

途中でこころ折れたこともあったことでしょう。

ふとKaoriさんが涙したと口走ったこともありました。

 

 

ポールダンサーではないKaoriさんだからこその発想。

牡丹火にかける情熱。

 

その燃えるような想いで、カタチになった天蓋ポールです。

 

 

頭が下がる思いでした。

 

こんな素晴らしい神輿に乗せていただくわたしは、幸せものでありました。

 

そして、自分の願いが実現していたことにも気づきました。

 

 

 

 

以下は、わたしの中で踊るにあたりこころを配ったところ

アマビエポールダンスのテーマです。

 

調和

気品

美しさ

水の中

感化

丁寧

繊細

しとやか

蓮の花

御利益

眼福

幸福

授ける

 

 

 

みなさまに御利益がありますように