土曜日の道具とサーカス

12日目

29回のパフォーマンスを終了しました。

 

そして ついに 明日が最後。

 

 

徐々にブラッシュアップって感じじゃない今です。

 

たくさん 選択肢があって どれを選んでやるか って感じ。

 

そして まだ その選択肢は 増えていっています。

 

今日も 実験、新しいこと。

 

 

そして 前進、進化ではなく

出来てたはずのことが出来なくなるという退化も起こっています。

 

 

 

初日を観てくださった方は、もしかして 明日のパフォーマンスを退化と感じるかもしれない。

 

 

 

ただ 29回

すべての回に 魂込めました。

 

お客さんが1人だったときも、

 

 

 

からだが動かなくなってからが、ほんとうなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

わたしのからだも変化しました。

 

 

からだのシルエットも変わりました。

 

今回の道具を使うために対応する筋肉が発達した。

 

わたしのからだは、すごく素直で どんな仕事をするかで すぐからだがそれに適応し、変化する。

 

 

一般的に美しいといわれるからだのラインからしばしば離れていく。

 

 

いま わたしの肌には たくさんの痣が。

 

この道具とからだごとぶつかって遊びまくった時間の証拠が ここにはある。

 

 

5歳の女の子が、いきなり台所で ” わたしは 踊るために産まれてきた!”と言ったそうだ。

 

 

わたしは、この手で 誰かのつくった作品を触るために 産まれてきた。

 

 

皮膚で感触を確かめるために。

 

手で、足で、肩で、腹で、脇の下で、内太ももで、つま先で、

まるごと味わうために。

 

わたしのからだがあった。

 

 

わたしのからだは、のぞかれている女になったり、人間になったり、モノになったりした。

 

 

 

今日の14:00〜の回

たくさんの方が集まってくださいました。

滋賀から会いに来てくれた方や、名古屋からとか!

身体0ベースの安藤さんや、精堂さんのお父さんや、、、

 

 

 

 

 

15:00〜17:00 は、はじめてのtuQmoワークショップ でした。

 

精堂さんがすごくがんばって

参加者さんたちがすごく協力的で

素敵な時間をいただきました。

ご参加くださった方々には、こころから感謝です。

 

ほとんどわたしはなにもせず眺めていただけでしたが、

WS終了後、皆さまとお話が出来て大変嬉しい時間でした🌸⭐︎

 

 

18:00〜の回は、

いつも応援してくださっている京都の方々が 見守ってくださり、ちょっと照れくさくもあり

わざわざこうして新開地まで足を運んでくださるなんて

恵まれているなぁと ひしひし有り難く思いました。

 

2回目を観てくださった方は、今日は寂し気だったと。

2人のパフォーマンスになってからは、愛が生まれたって感じだったと、素敵なストーリーを教えてくれました。

 

 

 

せつない、せつない

 

道具とふたりだけの時間は せつない。

 

 

明日でお別れだなんて。

 

 

この回では、今までで 一番 精堂さんの手とわたしの手が近く 肉迫した。

 

一緒に歩んできた時間がそこにはあった。

 

一緒につかんでいる 道具にも それはあった。

 

 

 

そして わたしの中でも どんどん スリリングに なっている。

 

ギリギリのところ。

 

 

サーカスって なんだろう?

 

 

 

 

 

今日は、

今までなかったような危ないことになって精堂さんをヒヤッとさせたり

道具と全然うまくいかなかったりして、

自分のからだちゃんが ほんとにがんばってくれています、、、

 

でも、明日一日だけ

3回のパフォーマンスだけ

最後まで 動いてね。

 

わたしのからだ、ありがとう。

 

今日の終わりに、精堂さんが貸してくれた本。